【2026年最新】終活アプリおすすめ5選|現役アプリだけを目的別にまとめてみた!

終活を始めたい。
でも何から手をつければいいのか、正直よくわからない
紙のエンディングノートを買ってはみたものの、項目が多すぎて途中で止まってしまった。
そんな経験をお持ちの方もいるかもしれません。
そこで頼りになるのが、スマートフォンで少しずつ進められる終活アプリです。
無料で始められるものが多く、思い立った日にダウンロードして、すきま時間に書き足していけます。
この記事では、私が実際にいくつものアプリと運営会社を調べたうえで、2026年時点で現役かつ運営元がはっきりしている10本を、目的別に紹介します。
読み終えるころには、自分に合う一本の見当がついているでしょう。
終活アプリとは?まず知っておきたい4つのタイプ
終活アプリとは、人生の後半に備えて必要な情報を整理し、家族と共有するためのスマホ向けツールの総称です。
ひとくちに終活アプリといっても中身はさまざまで、目的別に大きく4タイプに分かれます。
- エンディングノート型:葬儀・医療・介護の希望や家族へのメッセージを、まとめて記録するタイプ
- 資産管理型:銀行口座やカード、保険などの金融情報を一元管理するタイプ。金融機関と自動連携できるものが増えています
- 遺言書作成型:法的に有効な自筆証書遺言の下書きを助けてくれるタイプ
- 自分史・メッセージ型:家族の歴史を年表で残したり、動画で想いを届けたりするタイプ
自分が「まず何を整理したいか」を先に決めると、タイプが絞りやすくなります。
ここが決まらないまま多機能アプリを選ぶと、かえって続かないことが多いのです。
失敗しない終活アプリの選び方:3つの軸で絞る
結論から言うと、選ぶときは「目的」「運営元」「共有機能」の3つを見れば大きく外しません。順番に理由をお伝えします。
目的
前の章の4タイプのうち、自分が最初に手をつけたい領域に合うものを選びます。
あれもこれもと欲張らず、入口を1つに絞るのがコツ。
運営元の信頼性と継続性
終活アプリは、書いた内容を10年後、20年後に家族が見る可能性があります。
ところが実際には、運営会社の判断でサービスが終わってしまうアプリも少なくありません。
だからこそ、運営元がはっきりしていて、経営基盤の安定した会社が提供しているかどうかは、想像以上に大切な視点なんですね。
家族との共有機能
どんなに丁寧に書いても、その存在やログイン方法を家族が知らなければ、いざというときに開けません。
「誰に」「いつ」伝えるかを設定できる機能があると安心でしょう。
終活アプリおすすめ10選:目的別の比較表
まずは全体像を表で確認します。細かい特徴はこのあと1本ずつ紹介していきます。
| 番号 | アプリ名(運営元) | タイプ | 主な特徴 | 料金の目安 | 対応端末 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | わが家ノート(三菱UFJ信託銀行) | 総合・エンディングノート | 健康管理・見守りも一体。大手運営 | 無料 | iOS/Android |
| 2 | つなぐノート(カラダノート) | デジタル整理 | ID・パスワードなどを家族と共有 | 基本無料 | iOS |
| 3 | SouSou(そうそう) | メッセージ | 逝去後に届くメッセージ・追悼 | 基本無料 | iOS/Android |
| 4 | Will-遺書 | メッセージ配信 | 指定タイミングで想いを未来へ | 月額制 | Web |
| 5 | ライフコンパス(想い結ぶ飛翔出版) | エンディングノート | リマインドで内容を見直せる | 無料 | iOS/Android |
わが家ノート:迷ったらまず選びたい、総合力と安心感の一本

最初におすすめしたいのは、三菱UFJ信託銀行が提供する「わが家ノート」です。
どれにするか迷ったら、まずこれから始めて大きな失敗はしないでしょう。
エンディングノートとして残せる情報は全16種類。
家族へのメッセージや預貯金、保険、介護や葬儀の希望などを、入力しやすい項目から気軽に書けます。
特徴的なのは、情報ごとに「誰に」「どのタイミング(今すぐ・認知症診断後・死亡後)で」伝えるかを選べる点です。
さらに歩数や脳トレ、血圧管理といった健康コンテンツや、ログイン状況による見守り機能まで一体になっています。
三菱UFJ信託銀行の口座がなくても無料で使えます。
大手金融機関ならではの安定した運営基盤があり、継続性の面でも安心感が大きいアプリといえるでしょう。
実際のレビューでも、金融商品を売り込まれない点や、画面が見やすく入力しやすい点を評価する声が目立ちます。
つなぐノート:スマホやサブスクなど「デジタル情報」を整理したい人に

つなぐノート」は、カラダノートが提供する、デジタル情報の整理に強いエンディングノートアプリです。IDやパスワード、サブスク契約などを家族と共有したい方に向いています。
資産・デジタル情報・医療といった重要情報を1か所にまとめ、共有するタイミングを本人が決められます。
ヘルスケア分野で実績のあるカラダノートの知見を活かした設計で、初期設定のハードルが比較的低い点も、続けやすさにつながっています。
スマホの中に散らばりがちなデジタル情報を、家族が困らない形で残しておけるのは大きな利点です。
SouSou:亡くなったあとに届くメッセージを残したい人に

「SouSou」は、「想いを繋ぐ」をコンセプトにしたエンディングノートアプリです。家族へのメッセージや追悼のかたちを大切にしたい方に向いています。
基本的な記録機能に加えて、逝去後に届くメッセージの配信や、追悼ページの作成に対応しているのが特徴です。
単なる情報整理にとどまらず、残された家族が故人を偲ぶ場までを設計に含めている点が、他のアプリとは一味違います。
基本無料で始められるので、まずは気軽に触れてみてもよいでしょう。
Will 遺書

「Will-遺書-」は、大切な人へのメッセージを気軽に書き残せる、シンプルなアプリです。
エンディングノートほど多くの項目はいらない、けれど想いは言葉にして残しておきたい。
そんな方に向いています。
このアプリでいう「遺書」は、法的効力を持つ「遺言書」とは別物です。
残された人へのお別れや感謝を伝える、手紙に近いものと考えるとわかりやすいでしょう。
画面ロックやパスコード、メッセージごとのロックといったプライバシー機能を備え、書いた内容は画像として端末に保存したり、共有したりもできます。
一方で、押さえておきたい注意点もあります。
入力した内容はサーバーに保管されない仕様のため、アプリを削除するとデータは戻りません。大切なメッセージは、画像として保存するなど自分でバックアップを取っておくと安心です。
多機能な終活管理というより、「まず気持ちをひと言残す」入口として使うのが向いているアプリだといえます。
ライフコンパス:40代から少しずつ、見直しながら続けたい人に

最後に紹介する「ライフコンパス」は、40代からの利用を想定した無料のエンディングノートアプリです。
まだ終活は早いと感じる世代でも、無理なく始められる設計になっています。
特徴はリマインド機能です。登録した意思を定期的に見直すよう促してくれるため、「書いたきり放置」になりにくく、常に最新の状態を保てます。
終活は一度書いて終わりではなく、状況の変化に合わせて更新していくもの。
その本質に寄り添った仕組みだといえるでしょう。
終活アプリを使うときに気をつけたい3つの注意点
便利な終活アプリにも、知っておくべき注意点があります。
事前に把握しておけば、対策も立てられます。
1つ目は、サービス終了でデータが消えるリスクです。 アプリは運営会社の判断で終わることがあります。
実際、かつて人気だった複数の終活アプリが、すでにサービスを終了しました。
対策はシンプルで、入力した内容を定期的にPDFやスクリーンショットで保存し、最低限の情報は紙にも控えておくことです。
2つ目は、法的効力の問題です。
エンディングノートアプリに書いた内容は、遺言書のような法的効力を持ちません。
財産分与や相続の希望をきちんと残したいなら、遺言書作成に対応したアプリや、公正証書遺言を別途検討する必要があります。
3つ目は、家族が開けるようにしておくことです。 アプリの存在やログイン方法を家族が知らなければ、せっかくの記録も届きません。
共有機能を使うか、信頼できる家族にだけ「終活アプリを使っている」と伝えておきましょう。
スマホやサブスクの「デジタル遺品」も忘れずに
ここまで紹介したアプリで、資産や想いはかなり整理できます。
ただ、もう一つ見落とされがちな領域があります。それがデジタル遺品です。
スマホ本体のロック、SNSアカウント、ネット銀行や証券、毎月引き落とされるサブスクなど。これらは本人にしかわからないことが多く、いざというときに残された家族を最も困らせる部分でもあります。
エンディングノートに「スマホのことも書いておこう」と思っても、何をどこまで残せばいいのか、判断に迷う方は多いのではないでしょうか。
弊社が運営する「やさしいデジタル遺品整理」では、こうしたデジタル遺品の整理や、家族が困らないための備え方について、わかりやすく情報をお届けしています。
「アプリで書き始めたけれど、デジタル周りだけは自信がない」という段階でも大丈夫です。無料相談から、いまの状況に合わせて一緒に整理していけます。
まずは気軽にのぞいてみてください。
まとめ:まずは1本、気になる項目から始めてみる
終活アプリは、「何から始めればいいかわからない」という不安を、そっとほぐしてくれる道具です。
今回紹介した10本は、総合型から資産管理、遺言書作成、想いを残すメッセージ系まで、それぞれ得意分野が違います。
大切なのは、完璧を目指さないこと。
まずは一番気になる項目に合うアプリを1つ選び、書けるところから始めてみましょう。
少しずつ進めるうちに、「やっておいてよかった」と思える日がきっと来ます。
そして資産や想いを整理したら、スマホやサブスクといったデジタル遺品の備えも、忘れずに進めていきたいですね。


